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子供のインフルエンザB型の症状 [国内 医療]

子供のインフルエンザB型の症状


何やら今年はインフルエンザよりもノロウィルスの猛威が全国に広まってる冬です。
そのせいかインフルエンザもいつもの流行とはちょっと違う方向に。


今シーズンのインフルエンザはB型が既に現れています。
インフルエンザB型というのは、インフルエンザの種類を大きく分けたもので、その中にも山形型とビクトリア型の2種類です。
インフルエンザA型に比べると比較的毒性は弱く、重症化するケースも低いと言われています。


さて、子供のインフルエンザの症状について、大人との違いは何か?
子供は大人と違って日頃から体温も高いです。
なので高熱が出ても大人のように、「いつもの風邪と違うぞ」と判断することが出来ません。
そのため大人よりも発見が遅れがちになってしまいます。
発見の遅れは症状の悪化にも繋がりますので、今の時期はお子さんの体調変化に十分注意して接すようにして下さい。

そして子供のインフルエンザで怖いのがインフルエンザの症状から引き起こされる合併症です。

どんな合併症があるというと、

•中耳炎
•熱性けいれん
•ウイルスによる肺炎
•気管支炎
•ライ症候群(アスピリンとの関連があるとされている)
•インフルエンザ脳炎・脳症

などと言われています。

インフルエンザの合併症で特に怖いのが、脳炎・脳症です。
毎年100人程が死亡し、ほぼ同数の後遺症患者が出ていると報告されています。
0~7歳の小児が亡くなっているなど、とても恐ろしい現状です。

脳炎・脳症

インフルエンザ感染からの合併症で発症します。
なぜ発症するのかは不明ですが、一部の解熱剤との関連性が囁かれているそうです。
発症は、インフルエンザにかかってから0~2日以内。

症状は、高熱時に突然のけいれんや意識障害(昏睡状態や異常に暴れる、意味不明なことを言うなど)を起こし、
短期間に全身症状が悪化し、死に至るという恐ろしい病気です。約3分の1が死亡、約3分の1に後遺症が残るといわれています

•けいれんを起こす
•何度起こしても起きない
•嘔吐しながらずっと眠っている
•立つことができない
•狂ったように暴れる、異常に興奮する
•頭をぐるぐる回す
•意味不明のことを言う
•奇声や悲鳴をあげる、またはそれで怯えだす
•幻覚をみて怯える

上記のような症状が現れたらすぐに病院へ連れて行きましょう。命の危険性があります。



B型はA型とは違い、人間にしか感染しません。
また、B型にかかったあとにA型にかかったり、その逆もありでインフルエンザは一度かかったから安心できません。
型によって免疫が違いますので、AとB両方掛かってしまう人もいるわけです。


A型は突然爆発的に流行しますが、B型は大流行することはほぼありません。
なので、ニュースなのでインフルエンザが流行りだしてきましたと報道があっても、A型のような大規模な感染の報告はありまえんよね。


そうそう、大人だってインフルエンザに対する意識を高めて下さいね!!
まだこの時期になっても予防接種を受けていない人、まだまだ全然間に合いますので、絶対に予防接種受けてくださいね。
↓これみて受けてください!!



二次感染防止を徹底する


もちろん感染を広めないように気をつける必要もあります。自分は大丈夫だからといって、完治する前に外出することで、周りの人へウィルスをばら撒く事になってしまいます。
最低限のマナーとして外出は控えましょう。

私の職場では医師がインフルエンザと診断してから1週間、強制的に自宅療養になります。
そのくらい社会的にも感染防止の意識が高いのです。


インフルエンザB型でもA型でも基本的な予防法や対処法は同じです。
もっと重要なのが、掛かってしまったら周りにうつさない努力をする。
できれば掛からないように普段から予防を徹底する事です。


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